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このページでは、「英語を独学で勉強する方法」を、わかりやすく、丁寧に、大学受験英語しか勉強したことがない方人にとっても問題ないように解説します。
私自身、色々と勉強方法を試しては挫折して、次こそはと思いながら、
英語なんて出来なくてもいいか、、などと諦めることを何度も繰り返してきました。
ところが、そんな私でも海外大学院に進学して見事卒業することが出来ました。
そして現在は外資系企業で働くことが出来ています。
このページでは、英語力を独学で伸ばす方法をステップバイステップで解説します。
STEP①:英語勉強の体制を整える
まず最初のステップで、英語を独学で学ぶ大前提を押さえましょう。
全体像や心構えを学べば、途中で挫折せずに英語勉強を続けられます。
最初に全体像を掴んでおくのは重要!
英語を学ぶ全体像を理解する
まず最初に、英語を独学で学ぶ全体像を理解しておきましょう。
最初に全体像を理解すると、自分がやっている勉強の目的を把握できて迷わなくなります。
より簡略化した英語独学勉強法の流れを解説してるよ!
英語を勉強する心構えを学ぶ
英語を”使える”ようになるためには、予想以上に長い時間がかかります。
あらかじめ英語勉強に必要な心構えを学び、腰を据えて英語の勉強に取り組みましょう。
英語勉強は継続する力が大事だよ!
勉強時間を1日に1時間以上確保する
英語勉強は毎日の継続と積み重ねが重要です。
毎日の英語勉強の時間が確保できるように、時間の使い方を学びましょう。
本気で英語を学びたいなら、時間を効率的に使おう!
英語学習の目的を決める
そもそもなぜ英語を勉強しようと思ったのでしょうか?
英語を学ぶことが目標なのではなくて、何か達成したいことがあるから英語を学ぶ必要が生じたのだと思います。
まずは何のために英語を勉強するのか、目標を明確に定めましょう。
目標を明確にすることで英語学習のゴールを定めよう!
現在の英語力を把握する
自分の現在の英語力を把握することで、
具体的な今後の目標を決めることや、どのレベルの参考書を使用するかという目安を把握できます。
英語スキルをはかるテストを受けてみて、自分の現状を把握しスキルアップの戦略を練りましょう。
TOEICしか受けたことがないという人は、最初はTOEICの指標で大丈夫です。
ただ、少し会話出来るようになってきたら、CEFRをはかれる英語テストを受けることをオススメします。
自分の現在地と、目標地点の差を認識しよう!
STEP②:精読をする
このステップでは、英語力の基礎を構築するための必須勉強法、精読を解説しています。
英語独学法の一丁目一番地、精読をしていきましょう。
何はともあれ、まずは精読をしていこう!
精読の勉強法を学ぶ
英文を読めるようになるためには、精読が欠かせません。
精読とは、推測や勘に頼らず、英語の構造、表現そのままに正確に理解する勉強法です。
精読の勉強方法を学びましょう。
まずは英文を正確に理解することから始めよう!
精読を実践する
実際に精読を実施しましょう。
自分のレベルに合った教材で精読をしていき、徐々にレベルをあげていきましょう。
精読をしていくことで、プレ多読(速読)へと道が開けていくよ!
ボキャビルリストを作成する
精読をしていく中で、自分の知らない単語や言い回しが出てくると思います。
精読だけで5000語レベルの単語数は自然と身に着くことが多いです。
自分用のボキャビルリストを作成して、語彙増強(ボキャビル)も一緒に取り組みましょう。
精読で理解した単語を覚えておかないともったいない!
STEP③:シャドーイングをする
このステップでは、シャドーイングの実践方法をまとめました。
シャドーイングは、英語を読む・聞く・書く・話すを総合的に高められる勉強法です。
通訳の専門学校でもよく組み込まれている勉強法です。
シャドーイングで英語の総合力を鍛えられるよ!
シャドーイングの勉強法を学ぶ
シャドーイングとは、英語の音声を聴きながら、少し遅れて同じ英文を繰り返す勉強法です。
シャドーイングの勉強法や注意点を学びましょう。
シャドーイングは有効な勉強法だけど、注意点もあるから要注意!
シャドーイングを実践する
実際にシャドーイングを実施していきましょう。
最初は上手くできないと思いますので、何度も練習してコツをつかみましょう。
シャドーイングが難しかったら、
最初は音声のあとにポーズを取って音読する方法(リピーティング)でもOK!
毎日10分実施し、何度も繰り返しシャドーイングする
シャドーイングはとても集中力がいる勉強法です。
一回で10分程度が限界でしょう。(通訳学校でも10分前後しか出来ないそうです)
長時間やる勉強法ではなく、短い時間で何度も繰り返し実施することをオススメします。
何度も繰り返しシャドーイングして、反復練習しよう!
STEP④:瞬間英作文をする
英語を話せるようになる特効薬は瞬間英作文です。
自分の言いたいことが言えるスピーキング能力であれば、瞬間英作文の初級レベルで通じてしまうことが多いです。
上級レベルになると、プレゼンや文化的な受け答えも出来るようになります。
英語を話せるようになりたいのであれば、瞬間英作文は必須!
瞬間英作文の勉強法を学ぶ
瞬間英作文とは、英文を即座に作るための瞬間英作文回路を自分の中に組み込む勉強法です。
瞬間英作文のトレーニング法を学びましょう。
まずは脳に英作文回路を作り始めましょう!
瞬間英作文を実践する
実際に瞬間英作文を実施しましょう。
どんどん話せる幅を広げて、英語を”使える”ようになっていこう!
初級→中級→上級へレベルアップする
瞬間的に作成できる英文のレベルを、初級→中級→上級へと徐々にレベルアップさせていきましょう。
中学レベルの文型から始めて、高校・大学レベルへと昇華させていきましょう。
オススメ教材は、以下の参考書です。
- 瞬間英作文トレーニング
- 英語のハノン
どちらもレベルをあげていくようなシリーズ本なので、繰り返しトレーニングしていきましょう。
教材は自分に合っているシリーズを選びましょう!
STEP⑤:語彙増強(ボキャビル)をする
ボキャビルとは、語彙増強のことです。
語彙は英語学習と切っても切り離せない関係にあります。
日本語でも、単語がわからなかったら使えないのと同じで、英語も単語数に比例して流暢になります。
英語を使えるようになるためには、12000~13000語を目指すことをオススメします。
語彙増強は永遠に終わることがない
ボキャビルの勉強法を学ぶ
大学受験や精読・シャドーイングで勉強していれば、自然と語彙は5000語レベルまではあがります。
ただ、5000語以上になるとレベルの高い単語の頻出度は一気に減るため、精読によるボキャビルだと効率が悪くなります。
5000語までは精読で習得し、5000語以上は単語帳を利用してボキャビルしましょう。
語彙が増えると英語の難易度は一気に下がるよ!
精読で作成したボキャビルリストを覚える
精読を実施していく中で、知らない単語や言い回しが出てくると思います。
自分だけの単語帳を作る要領でボキャビルリストを作成しましょう。
文脈の中で覚える語彙なので、比較的記憶に残りやすいと思います。
※STEP②精読をするパートの「ボキャビルリストを作成する」と同じ関連記事です。
自然な語彙習得の方法だね!
単語帳でボキャビルする
5000語以上習得した場合、次は単語帳を使用してボキャビルしていきましょう。
基本的には単語帳にレベルが記載されているので、それを目安に自分のレベルに合っているものを選べば良いです。
注意点としては、下記のどちらも満たしている単語帳を選んでください。
- 音声がついている(正確な発音を知るため)
- 例文が載っている(正確な単語の使い方を知るため)
単語帳は音声と英文があるものを選んでね!
STEP⑥:英会話をする
実践練習として、英会話をしていく必要があります。
日本人は圧倒的にアウトプットが足りないため、どんどんアウトプットする練習をしましょう。
ただ、英会話を実践するタイミングは、基礎力を身に着けてからです。
基礎力がないまま会話だけをいくら続けても、一向に英語を話せるようにはなりません。
アウトプット出来るほどのインプットを蓄えてから、英会話を実践していきましょう。
アウトプット練習として英会話をしていこう!
英会話の勉強法を学ぶ
英会話はアウトプット練習であり、英会話講師は話し相手です。
文法や言い回しなどの説明を英会話講師に求めても、期待した返答は返ってこないでしょう。
日本人講師に聞いた方がよっぽどすぐに理解できると思います。
英会話は、自分のストックしたレベルをアウトプット出来るようになる練習と理解してください。
英会話はあくまでアウトプット練習!
英会話できる場所を確保する
日本で英語を勉強する障壁として、英語を日常で使う機会がほとんどないことです。
英語で会話するという場面など、日本で生活する限りほぼないでしょう。
幸い現在はテクノロジーの進歩のおかげで、
オンライン英会話など比較的安価なアウトプットが出来る場所が提供されています。
ネイティブ講師や準ネイティブ講師など選べるサービスもありますし、
日本でネイティブ講師と英会話するよりずっと安価なので、
日本にいながらアウトプット練習するのにオンライン英会話は役立つと思います。
手軽に英会話出来る場所を確保しよう!
英会話を実践する
会話力が向上していると実感するためには、比較的短期間にできるだけ多くの会話練習をすることが重要です。
インプットがある程度まで達した時点から、半年間は出来るだけ頻度を増やして集中的に会話練習をすると、一気にレベルアップします。
ストックの蓄積が切れると連動して会話力向上もゆるやかになりますので、
インプットレベルがまた次のレベルまで達するまで、頻度は少なくして良いと思います。
レベルに達した時点ごとに英会話の頻度を調整しよう!
英語は独学でも伸びます
最近は翻訳ツールやアプリなどが出てきて、便利な世の中になりました。
テクノロジーが発展している世の中で、英語を勉強する必要があるのか?と思われる人もいると思います。
確かに、海外旅行ではスマホを使えば英語を使う必要性は少なくなってきました。
ただ、仕事で英語を使う場合などは、翻訳ツールを毎回使って仕事するわけにはいきません。
同僚や上司からも仕事がしにくい・出来ないやつだとみなされるでしょう。
英語が出来ないとそもそも海外で仕事するチャンスも巡ってこないでしょうし、
日本では英語の出来不出来で平均年収にも差が出ています。
通訳が自分についてくれるなら問題ないですが、いち従業員に通訳などわざわざつけてくれるでしょうか?
つけてくれるとしても、本業で結果を残して出世街道にのっている人は果たして会社の何割の人でしょうか?
日本人は義務教育で英語の基礎は出来ています。
あとはインプットとアウトプットを実践して、継続勉強することで確実に英語は伸びます。
英語が出来るようになることで色々な選択肢も生まれるので、目標に向かって英語を勉強していきましょう。