【初心者必見】独学で英語を学ぶ仕組みと習得方法をイチから解説

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独学で英語を学ぶ仕組みと習得方法をイチから解説

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独学で英語を学べるとは聞いたけど「独学で勉強する全体像がわからない」と困っている方も少なくありません。

  • 「そもそも、英語を独学で勉強するってどういうこと?」
  • 「本当に独学で学べるの?」

など疑問を抱えている人も多くいます。

そこで今回は、これから独学で英語を学び始める初心者に向けて「独学で英語を学ぶ全体像」についてざっくり解説します。

一つ一つは奥が深いので、今回は各カテゴリーごとに簡単に解説するよ

独学で英語を学ぶための具体的なステップについては「」で解説しています。

【大前提】独学で英語を学ぶ仕組みは反復練習

独学で英語を学ぶ仕組みは、反復練習です。

何度も英文を読んだり声に出して繰り返すことによって、短期記憶から長期記憶へと脳に記憶させます。そうすると、脳に英語回路が作られる仕組みになっています。

この反復練習が、独学で英語を学ぶ大前提の部分になります。

ドクガク英語では、英語の勉強が中学・高校で止まっている人が独学で英語を”使える”ようになるまでサポートするので、まずは全体像を知って、独学で英語を学ぶための知識を一緒に身に付けていきましょう!

正しい知識をつけて実践していけば、誰でも独学で英語を学んでいくことは可能だよ!

①:何を目的として英語学習をするか決める

独学で英語を学ぶために、まずは何を目的として英語を学習するかを決めましょう。

なぜなら、”英語が出来るようになりたい”と漠然と思っていても、曖昧過ぎて何を目標にしてどこまで出来るようになったらゴールなのかがわからないからです。

ゴールが曖昧ということは、どこまで行ってもゴールにたどり着けないことを意味します。

人によって目的は様々です。

  • 仕事で必要になったから、仕事で使える英語を身に着けたい
  • 海外赴任することになったから、赴任先でも困らない程度の英語力を身に着けたい
  • 海外旅行したいから、現地で困らないように英語を学びたい
  • 留学したいから、留学先でネイティブと会話出来るようになりたい

など、自分の目的に沿った英語力を目指しましょう。

まずは目的を決めよう!

そのあとは走りながら試行錯誤していくのが成功への近道だよ

②:精読・シャドーイングをする

目的が決まったら、さっそく精読・シャドーイングから実践していきましょう。

精読は、英語の基礎力を形成するのに最も貢献度が高い勉強法です。

シャドーイングは、通訳者の勉強法としても使用されていて、話すスキルの一助となる勉強法です。

精読とシャドーイングを併用することで、効率的に英語の基礎力を身に着けることが出来ます。

精読とシャドーイング、どちらも大事な勉強法だよ!

精読で英語の基礎力をつける

精読とは、推測や勘に頼らず、英語の構造、表現そのままに正確に理解する勉強法です。

精読は英語の基礎力です。

大学受験のために英語を勉強した人は、すでに精読を学校で実施してきていたと思います。

いわゆる、文法や語彙を自分で調べながら英文を読み解いていく勉強法です。

精読が出来ていくにつれて、速読や多読へとどんどん自然にレベルアップしていくでしょう。

そうなると、英文を読むことが楽になって好循環になっていきます。

勘に頼って英文を読むのではなく、丁寧に読み解いて理解するようにしよう!

シャドーイングで実際に英語を声に出して練習する

シャドーイングとは、英語の音声を聴きながら、少し遅れて同じ英文を繰り返す勉強法です。

発音・イントネーションを磨いてくれますし、自分の理解していない箇所を洗い出してくれるので、とても有用な勉強法です。

ただ、とても集中力が必要とされるので、1回10分程度が限度かと思います。

下記が注意点ですので、シャドーイングする際には気を付けながら実施しましょう。

  • 音声についていこうとするあまり、単語の脱落や間違いが起こって自分で気が付かない
  • イントネーションや区切りがめちゃくちゃになっていることに気づかないことがある
  • 英文を覚えてしまっているため、音声より早く言い終わってしまう

10分程集中してシャドーイングをしよう!

③:瞬間英作文をする

瞬間英作文とは、英文を即座に作るための瞬間英作文回路を自分の中に組み込む勉強法です。

瞬間英作文回路に乗せて、精読で蓄えた英語のストックが実際に使えるようになります。

最も効果が実感できる効用としては、英語が話せるようになることですが、

その他にもリスニングや読解力があがるなど、英語力の底上げが出来る勉強法です。

英語が話せるようになるためには瞬間英作文が必須!

英語の回路を脳に作る

英語の回路を脳に組み込むことで、ストックしていた英文をパッと話せるようになります。

英文を脳で毎回組み立てることはせずに、ストックしていた英文にアレンジを加えるだけなので、

スピードも早くなりますし、今よりも楽に英語が話せるようになります。

単調な練習を耐える

瞬間英作文トレーニングでは、英語の回路を脳に組み込む過程で、どうしても単調な練習になってしまいます。

練習方法としては、長期記憶として脳にインプットするために、センテンスを何度も繰り返す必要があります。

英語を話せるようになるには抜群の練習方法なのですが、

どうしても単調な練習となり敬遠してしまう人が多いです。

練習曲やトレーニングは面白味がないけど、本番の曲や試合は面白いと感じる人が多いと思います。

それと全く同じ現象で、瞬間英作文トレーニングは単調な練習で、実際に会話するのは試合だと思っていただけたらわかりやすいのではないでしょうか。

トレーニングしないと試合で良い結果は残せませんから、

地道ではありますが抜群のトレーニング法である瞬間英作文トレーニングによって、英語が話せる基礎力を身に着けていきましょう。

④:語彙を増強する

英語を日常会話で何とか話せるようになるために必要な単語数は、2000~3000語と言われています。

また、大学受験や精読・シャドーイングで勉強していれば、自然と語彙は5000語レベルまではあがります。

TOEICで高得点を取るためには8000語レベルであれば十分です。

ただ、ペーパーバックや洋書を辞書なしで読んだりするためには、10000語以上の語彙は欲しいです。

少し余裕を持たせて12000~13000語を習得すれば、劇的に英語の本が読めるようになります。

単語や語彙がわかるようになれば、英文の難易度は一気に下がって楽に読めるようになることがわかると思います。

まずは、英語を使えるようになるためには、12000~13000語を目指すことをオススメします。

語彙増強をやればやるだけ、英語が楽に読めるようになる!

⑤:会話をする

日本人は圧倒的にアウトプットが足りません。

実践練習として、実際に英語を話すことをしていかないと、英語を話せるようにはなりません。

ただ、基礎力がないまま会話だけをいくら続けても、

英語がいつまでたっても思うように話せるようにはならないでしょう。

英会話を実践するタイミングは、基礎力を身に着けてからです。

一定のリスニング力、瞬間的に英文を作り出せる能力、基礎語彙などがあることが大前提です。

基礎力の目安としては、TOEIC600点前後です。

基礎力をクリアした人たちは、英会話でどんどんアウトプットして実践練習をしましょう。

基礎力が出来たらどんどんアウトプットしよう!

英会話が出来る場所を確保する

日本人がアウトプットする練習が圧倒的に足りない背景として、

日本で生きていく上では英語はほとんど必要ないことに起因している気がします。

ただ、グローバル化とテクノロジーの進歩によって、英語に触れる機会がどんどん増えてきたことも確かです。

一昔前では、英語をアウトプット出来る場所は英会話スクールなどが一般的でした。

今では、オンラインでネイティブ講師と会話できるオンライン英会話や、

ネイティブと話せる安価な英会話カフェも沢山出来てきています。

また、SNSの台頭により、外国人と繋がることも容易になりました。

英会話が出来る場所を確保するハードルは下がってきているので、是非利用していきましょう。

アウトプット練習で”使える”英語へと昇華させる

英語を使える場所を確保したならば、次は実践あるのみです。

どんどんアウトプットしていきましょう。

ここでひとつ注意点として、頻度の問題があります。

会話力が向上していると実感するためには、比較的短期間にできるだけ多くの会話練習をすることが重要です。

多くの英会話スクールでは、1レッスン40~50分で週1~2回というコースが多いですが、

目立った上達を目指すのであれば、1回90~120分で週2~3回の練習が望ましいです。

これくらいの頻度で練習すると、半年前後で、その人の持っている基礎ストックに相応しい会話力が身に着きます。

忙しい社会人の場合は時間を確保することが難しいと思いますが、

半年間は出来るだけ頻度を増やして集中的に会話練習をすると、一気にレベルアップします。

ストックの蓄積が切れると連動して会話力向上もゆるやかになりますので、

半年以降は、ストック仕入期間としてお休みするか、週に1回40~50分でゆるやかに継続しても良いと思います。

⑥:多読・多聴へとレベルアップしていく

精読・シャドーイング、瞬間英作文、ボキャビル、英会話・・・と継続して勉強してきた人なら、

ある段階において、スラスラと読めたり聞けたりすることが増えてきます。

それが、多読・多聴への入り口です。

辞書を使わずに、スラスラと英語を読める・聞ける・内容がわかる、ということを想像するとワクワクしませんか?

多読・多聴が出来るようになると、

さらに単語がわかるようになる、言い回しがわかるようになる、と好循環に乗ることができ、

ネイティブ用の読み物・聞き物でもわかるようになっていきます。

多読・多聴は高度な英語力を支える力を持っている!

多読(プレ多読)のススメ

高い英語力の背景には、必ず大量の読みがあります。

例えば、同時通訳者は完璧なリスニングとスピーキングが強調されますが、裏では膨大な量の英語を読んでいます。

同時通訳者で英語の本を1冊も読めない、読んだことがないという人はいないでしょう。

多読への移行方法として、プレ多読→多読へと移行することがオススメです。

プレ多読とは、語彙制限のある学習者用の読み物を沢山読むこと

多読とは、ネイティブ向けの一般的な読み物を沢山読むこと

TOEIC600点前後でプレ多読を開始するだけで、TOEIC800点台に入っていけることが多いです。

多聴(プレ多聴)のススメ

聴き取り能力を向上させるためには、

3時間のヒアリングより、10分~15分の集中したリスニングの方が、効果があります。

ヒアリングとは、音声を耳に入れて聞き流すこと

リスニングとは、注意を注ぎしっかりと理解すること

ヒアリングは、まったくの初心者と高レベルの人には一定の効果はありますが、

TOEIC600前後の人には効果は限定されるので、

ここではリスニングトレーニングとして、プレ多聴・多聴をすることをオススメします。

プレ多聴とは、トランスクリプトと対訳がある学習者用リスニング教材で沢山トレーニングすること

多聴とは、トランスクリプトがある聴き物で沢山トレーニングすること

トランスクリプトとは、リスニングの対象となる英文が文字で書き起こされたものです。

リスニングはトランスクリプトがないと、わからない箇所は永遠にわからないので、

トレーニングする上でトランスクリプトは必須です。

英語学習を継続するモチベーションがなくなったら・・・

ここまで説明した通り、英語学習は長い道のりです。

ちょっと勉強したら英語がペラペラになった!なんて人は見たことがありません。

少なくとも、皆さん中学・高校で6年間は英語勉強に費やしてきたけど、英語が思うように使えないと悩んでいるのではないでしょうか。

さらに、言語は使わなければどんどん忘れていってしまうものですので、継続することが必要となってきます。

ただ、英語はやればやるだけ伸びていくのは確かです。

また、英語が出来るようになるにつれて、一気に限界点を突破する瞬間があるのも確かです。

そして、限界点を突破してからはどんどん雪だるま式に、語彙も増え、速読もでき、英語が聴きとれる、話せるようになる、と好循環が回り始めます

ここまで来たらあとは英語が”使える”ようになっていて、英語学習も自動的に継続できていくでしょう。

限界点を突破して、好循環で英語を学んでいこう!

まとめ:全体像が把握できたら精読・シャドーイングから始めていこう!

今回は、これから英語を独学で学ぶ初心者に向けて、「英語を独学で学ぶ全体像」についてざっくり解説しました。

英語学習には時間がかかりますが、正しい勉強法で継続して取り組んでいけば確実に英語を”使える”レベルに達することは出来ます。

英語を”使える”ようになれば、人生の選択肢が一気に広がります。

まずは全体像を理解した上で、自分の目標達成に向けて、さっそく精読・シャドーイングから始めていきましょう!

英語学習していく中でわからないことがあれば、この記事を参考に、その都度必要なことを確認していきましょう!

早速、精読・シャドーイングから始める人は以下の記事からご覧ください。