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このページでは、シャドーイングの具体的方法をわかりやすく、丁寧に解説します。
結論から言うと、
シャドーイングのやり方は、音声に合わせて音読を繰り返す→シャドーイングを繰り返すだけです。
シャドーイングを実施すると言っても、いきなりシャドーイングをし始めるのではなく、
音声に合わせてイントネーションや単語の発音、リンキングを把握するために、まずは音読をしてからシャドーイングを実施します。
そうしないと、シャドーイングをしている最中に自分では気づかないうちにめちゃくちゃな発音やイントネーションになってしまっていることが往々にしてあるからです。
この記事では、シャドーイングの具体的実施方法を解説します。
シャドーイングをすることでTOEICのリーディングセクションが大幅アップし、
リスニングセクションでも良い点数を取ることが出来ました。
【STEP0】事前準備:精読した英文を用意する
【STEP0】事前準備:精読した英文を用意する。
シャドーイングを実施する教材は、自分が精読完了した英文を使用しましょう。
また、シャドーイングするので音声がある教材はマストです。
シャドーイングをする際に、正確な意味を把握した英文を使用しないと、
適当に英文を喋っているだけになってしまって意味ないので、必ず精読した英文を用意するようにしましょう。
【STEP1】音声に合わせて音読をする
【STEP1】音声に合わせて音読をする。
シャドーイング本番の前に、まずは音声を正しく把握する必要があります。
音声を把握する方法として、音読を実施します。
ここでいう音読とは、音声を聞きながら、音声に合わせながら声に出して読むことです。
最初は声に出さずに音声を聞いてみて、次に声に出しながら読みます。
ネイティブがどう発音しているかを確認して、実際に自分でも実演できるかを試します。
回数の目安としては、
テキストを見ながら音声と共に音読することを5回、テキストなしで音声と共に音読することを5回してみてください。
【STEP2】音声から一瞬遅れて後をついていく(シャドーイング)
【STEP2】音声から一瞬遅れて後をついていく(シャドーイング)。
音読のステップが完了したら、いよいよシャドーイングです。
シャドーイングとは、音声から一瞬遅れて後をついていきながら声に出すことです。
最初はテキストを見ながらシャドーイングしていくことを5回、テキストを見ずにシャドーイングすることを5回します。
シャドーイングしてみると、完璧に理解していたと思っていたところが言えないことに気づくと思います。
言えないところが、ご自身でまだ理解が出来ていないところです。
また解説に戻ったり、何回も練習したりして、自分のモノにしましょう。
また、テキストを見ずにシャドーイングするのはとても難しいので、一発でできないことは当たり前です。
何回も挑戦する気概で臨みましょう。
注意すべき点として、シャドーイングしているときに音声についていこうとするあまり、
発音、リンキング、イントネーションが自身の気づかぬうちに適当になっていることが多々あります。
録音したものを聞いてみるとすぐわかりますので、録音して完成度を確認してみることがオススメです。
さらに、シャドーイングは集中力を要するので、長時間出来ません。
10分程度が限度なのではないでしょうか。
1日でずっとやるというよりは、毎日決めた時間にやるという方が良いと思います。
【STEP3】音読→シャドーイングのセットを繰り返す
【STEP3】音読→シャドーイングのセットを繰り返す。
音読を何回も実施→シャドーイングを何回も実施というセットを、さらに何回も繰り返します。
自分のモノに出来たという感覚があれば終了すれば良いのですが、少なくとも5回はしないと習得したという感覚にならないのではないでしょうか。
1回だけ音読→シャドーイングパックを実施しただけでは、全然習得出来ません。
次の日やってみたらわかると思いますが、全然出来なくなっているでしょう。
何回やるかは現在の英語力や英文のレベルにもよるので、自分に合った回数を実施すると良いのですが、
一旦は5回ずつで実施してみて、ご自身に合わせて調整すると良いでしょう。
まとめ
以上、シャドーイングの具体的実施方法を解説しました。
【STEP0】精読した英文を用意する
【STEP1】音声に合わせて音読を繰り返す
【STEP2】シャドーイング(音声に一瞬遅れて後をついていく)を繰り返す
【STEP3】音読→シャドーイングのセットを繰り返す
STEP1~3を実践することで、英語の基礎力があがります。
リーディングスキルも、リスニングスキルも、スピーキングスキルもあがります。
シャドーイングは英語の基礎力を満遍なくあげるために有効な勉強法と言えます。
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