英語精読のやり方をステップごとに解説【オススメ教材も紹介】

精読のやり方を具体的に解説

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「実際に精読をしようとしたが、ちゃんと出来ているのかわからない」
「どんな教材で実施したら良いのかわからない」

など疑問に思う人は多いと思います。

この記事では、実際にしている精読のやり方を詳しく解説し、オススメの教材も紹介します。

精読は書き込むことが多いので、紙媒体を使用することをオススメします。

参考書を使用する場合はコピーして書き込みしましょう。

実際の精読のステップは下記です。

精読STEP
  • STEP①:英文を通常通り読む
  • STEP②:理解できなかった文を解析する
    • STEP②-1:単語が原因となっている場合、単語を調べてボキャビルリストに追加
    • STEP②-2:文法が原因となっている場合、かたまりごとに文をスラッシュや記号を用いて区切って、文を解析する
  • STEP③:日本語訳を読んで、解析結果と一致するかを確認する
  • STEP④:もう一度英文を通して読む

精読にオススメの教材も一緒に紹介します。

精読を実施した後に、シャドーイングやリピーティングもするので、

音声つきの教材の方がオススメです。

ただ、明確にTOEICやTOEFL、IELTSなどのテストの点数をアップさせたい人は、

テスト問題集を精読してもリーディングスキルはあがるので、テスト問題集でも良いです。

精読にオススメの教材
  • オススメ教材①:The Japan Times Alpha(英字新聞)
  • オススメ教材②:ビジネス英語(NHKゴガク)
  • オススメ教材③:基礎英文問題精講(旺文社)

STEP①:英文を通常通り読む

まずは英文を読んでみます。

普通にいつも通り読んでみましょう。

英文のレベルは自分にあったもので精読してください。

具体例として、今回『The Japan Times Alpha』(英字新聞)を使って精読してみます。

まずは英文を読んでみましょう。

STEP②:理解できなかった文を解析する

理解できなかった文を解析しましょう。

理解できなかった理由としては、下記の2点が要因です。

  • ①単語
  • ②文法

例えば、単語の意味さえ知っていれば文の意味はわかったのか、それとも文法や構造が複雑だったからわからなかったのかを解析します。

①単語②文法のどちらに原因があったのかを解析しましょう。

STEP②-1:単語の場合、ボキャビルリストを作成して、単語(語彙)を覚える

①単語が原因だった場合、ボキャビルリストを作成して単語(語彙)を覚えましょう。

単語がわからなかったことが原因の場合は、ズバリ単語を覚えれば良いだけです。

簡単に覚えられれば苦労しないよ、など思われると思いますが、

推奨しているのは、自分用のボキャビルリスト(単語リスト)を作成することです。

文の中で出てきた単語は文脈も一緒にわかるので、自然な語彙増強の方法となり覚えやすいです。

単語帳で覚えるよりも精読の中で覚える方が覚えやすいと思います。

単語が原因の場合、ボキャビルリストを作成して、単語(語彙)を覚えましょう。

STEP②-2:文法の場合、文をフレーズごとに区切って文法を確かめる

②文法が原因だった場合、文をフレーズごとに区切って文法を確かめましょう。

分詞構文や長い文章の時に文を構造化するときのように、スラッシュリーディングや構文ごとに区切る方法を使って、文の構造を解析しましょう。

文法が原因の場合、スラッシュリーディングや、文をフレーズごとに区切って文法を解析しましょう。

下記のような英文法用参考書でわからなかった文法を調べるのも良いと思います。

STEP③:日本語訳を読む

一通り英文の解析が終わったら、日本語訳を読みましょう。

日本語訳と、自分が精読で解釈した訳があっているか確認しましょう。

日本語訳を読んで、自分の精読結果と照らし合わせましょう。

STEP④:もう一度英文を通しで読む

もう一度英文を通して読みましょう。

文の解析が終わって、日本語訳と精読結果があっていることが確認出来たら、もう一度通して英文を読みましょう。

もう一回読んで、スラスラと内容が入ってきたらOKです。

STEP④-1:次の日に精読した英文をもう一度読む

精読した英文を、次の日にもう一度通して読みましょう。

1回精読しただけでは短期記憶となるため、次の日には忘れていることが多いです。

精読した文章をもう一度次の日に通して読んでみて、スラスラと読めるか確認しましょう。

推奨は2~3日同じ英文を読み直すことです。

目安としては、スラスラと読めるようになったらその英文は完了とみなしてよいでしょう。

次の日に精読した英文をもう一度通して読みましょう。

STEP④-2:1週間後に精読した英文をもう一度読む

1週間後に精読した英文を読みましょう。

精読した英文を長期記憶にするために、1週間ほど寝かした後に再度確認しましょう。

1週間後に読んだ段階でスラスラ読めたら、晴れてその英文に関する精読は完了です!

今回精読に使用した教材『The Japan Times Alpha』(英字新聞)

今回説明用に使用した教材は、『The Japan Times Alpha』という毎週発行している英字新聞です。

文章をレベル表記してくれていますので、自分に合うレベルがわかりやすいのも良いです。

また、毎週新しい英文を提供してくれますので、飽きずに英文を読めます。

さらに、日本語訳や音声もOnlineで配信してくれているので、精読・シャドーイングに向いている教材なのでオススメです。

1刊380円なので、試しに買ってみやすいと思います。

今回精読に使用した教材は『The Japan Times Alpha』ですが、公式サイトのリンクも貼っておきます。

公式ホームページ

まとめ:精読で英文を解析して、英文解釈力をつけよう!

今回は精読の具体的なやり方に関して、STEPごとに解説しました。

精読STEP
  • STEP①:英文を通常通り読む
  • STEP②:理解できなかった文を解析する
    • STEP②-1:単語が原因となっている場合、単語を調べてボキャビルリストに追加
    • STEP②-2:文法が原因となっている場合、かたまりごとに文をスラッシュや記号を用いて区切って、文を解析する
  • STEP③:日本語訳を読んで、解析結果と一致するかを確認する
  • STEP④:もう一度英文を通して読む

また、精読にオススメの教材は下記となりますので、書店などで手に取ってみてください。

精読にオススメの教材
  • オススメ教材①:The Japan Times Alpha(英字新聞)
  • オススメ教材②:ビジネス英語(NHKゴガク)
  • オススメ教材③:基礎英文問題精講(旺文社)

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